
伊勢丘内科クリニックでは、18歳以上の方を対象に成人食物アレルギーの診療を行っています。
成人の食物アレルギーは診断や原因特定が難しく、専門的な対応が必要です。
福山市内でアレルギー専門医は限られており、成人食物アレルギーを継続的に診療している医療機関は多くありません。当院では、そのニーズに対応するため診療を行っています。
診療対象
- 18歳以上の方
- 小児の方は、小児科専門医への受診をお願いいたします。
診療内容
- 詳細な問診
- **血液検査(特異的IgE抗体検査)**を中心に診断を試みます
診断が難しい場合には、**笠岡市立市民病院**と連携し、
**prick-to-prick test(PPT)**を実施して診断を行います。
prick-to-prick test(PPT)について
PPTとは、新鮮な食材に専用のプリックテスト針を刺し、その針先を患者さんの皮膚に軽く刺して、15〜20分後の皮膚反応を確認する検査です。
- 検査当日は、疑われる食物をご持参いただく必要があります
(例:果物、野菜、エビ、カニ、大豆など)
PPTの有用性
果物や野菜に含まれるアレルゲン(PR-10など)は、加工や保存の過程で壊れやすく、市販の検査用エキスでは偽陰性(実際にはアレルギーがあるのに反応が出ない)となることがあります。
このため、新鮮な食材を用いるPPTが診断に必須となる場合があります。
- 診断精度
口腔アレルギー症候群(OAS)や成人の大豆・エビアレルギーでは、
血液検査(IgE)よりPPTの方が診断精度が高いとされています。
ご理解いただきたい点
成人食物アレルギーでは、原因食物の特定が困難な場合も多く、必ず原因が判明するわけではありません。
その点をご理解いただいたうえで診療を行います。
